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「ミシラン」...いいお店なのにまだまだ世間が魅力を知らない【魅知らん】名店を紹介していきます。

土佐料理の名店で食べる 厳選一本釣りの鰹のたたき

土佐料理 司(高知)

2011年 7月号(通巻69号)


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 創業九四年を誇る土佐料理の老舗『司』。美味しい鰹料理が一年中食べられる名店として、地元高知では知らぬ者はいないほど――?土佐料理?という言葉もこの店から生まれた。鰹のたたきや皿鉢料理といった土佐の郷土料理を中心に、コース、鍋、定食などメニューも豊富だ。そんな中、今回はシンプルに鰹のたたき定食をいただいた。
 まずは表面を藁と炭で炙って香りづけし、そこに玉ねぎとニンニクのスライス、さらに柚子を使った自家製のちり酢をたっぷりとかければ出来上がり。肉厚の身は柔らかく滑らかで、口いっぱいに豪快に頬ばれば、鰹本来の甘みとコクが口の中にじんわり広がり、なんとも旨い。藁と炭のほのかな香りも、美味しさを引き立ててくれる。
 「当店の一番の強みは豊富な仕入れルートでしょう。数ある仕入れ先の中から、その時に一番良い状態の鰹だけを仕入れています。しかも一本釣りにこだわっておりますので、いずれも餌の食い気がある活きのいい鰹ばかりです。高知は鰹の消費量日本一。それだけお客様の舌も肥えており、妥協は決して許されません。」(同店店長・北村宏輔氏)
 豊富な海の幸、山の幸、川の幸が四季折々に楽しめる南国高知。ここ『司』でも、地産地消にこだわり、旬の食材を厳選している。土佐の自然風土と文化が育んだ?土佐料理?の原点の味を、ぜひ一度堪能してみてはいかがだろうか。



平成23年7月1日発行(通巻69号)
編集長 木村政雄/アートディレクション&デザイン 額賀剛治/制作進行 池田大作
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